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公開日：2012.03.08
ＰＯＩＣ（口腔感染症予防）研究会の設立総会で 歯科レポート
"口腔感染症"予防について講演
取材協力／山下歯科医院
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山下修 院長
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長年、歯周病など口腔感染症に着目し、歯科治療を進めてきた山下修院長。今月４日、ＰＯＩＣ（口腔感染症予防）研究会の設立総会で多くの医師、歯科衛生士、看護士らの前で、「口腔感染症予防ついて」講演。また、歯周病菌などを死滅させる『タンパク分解型除菌水（医療用殺菌水）』の技術指導なども行った。同会副会長に就任した山下院長に「口腔感染症予防」と「全身の健康」について話を伺った。
歯周病菌など口腔内細菌が原因となり心臓病や誤嚥性肺炎など全身疾患を引き起こすケースもある歯科治療。虫歯治療やインプラント手術を行うだけでなく、子どもから高齢者まで患者様の全身の健康に着目したのがＰＯＩＣ（口腔感染症予防）研究会。「私も20年程前から口腔感染症予防に着目し、医療用殺菌水を導入した歯科治療を行ってきました。今後も介護分野や医療分野などと連携し、『口腔感染症予防』について様々な角度から検証していきたい」と山下院長。
歯周病菌が消える!?”口腔感染症”対策
同院では、歯周病菌など口腔内細菌を死滅させる”タンパク分解型除菌水”を使用。インプラント手術など、口腔外科手術や歯周病治療にも使い術中・術後の細菌感染リスクを軽減している。「手術の成功はあくまでもスタートです。インプラント手術や歯周病治療のゴールは術後も口腔内環境を健康に保ち続けてもらうことです。そのために当院では除菌水を用いた口腔ケアを実施しています」。
院内感染リスクの軽減へ
米国では、歯科医院のユニット（椅子）から出る治療水の汚染が原因で病気を引き起こす論文も発表されている。院内の除菌・滅菌に気を配る同院は、器具の洗浄、清掃、うがい用の水、歯科ユニットから出る治療水などに除菌水を導入。「院内の細菌感染リスク、口腔感染症対策として除菌水を長年使用してきました。『そこまでしなくても』と多くの歯科医師に言われたこともあります。この研究会の設立で少しでも多くの人が、口腔感染症予防について真剣に考えてくれることを願っています」と院長。
山下歯科医院
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横浜市青葉区もえぎ野６－３
TEL:045-973-2892
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