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青葉区 コラム

公開日:2025.11.27

教えて!職人さん
vol.28  暑かった今年の夏、屋根へのダメージは?

 Q...連日「熱中症アラート」が発出されるなど、例年以上の暑さに見舞われた今年の夏。屋根などへのダメージが心配なのですが...?

 A...確かに屋根は強烈な直射日光を年中浴びている箇所ですので、家の中で最も過酷な条件にある部分と言っても過言ではありません。ですが適切なメンテナンスを行う事で、耐用年数をぐっと伸ばす事ができます。

 Q...具体的には?

 A...真っ先に挙げられるのは「屋根の塗り替え」です。これについては過去にもお話しした「危険信号」を察知して、実施のタイミングを推し量ります。そのサインとは、屋根が全体的に白っぽくなる「チョーキング」や全体的な「変色・退色」、また日光が当たらない部分の「藻やコケの発生」などです。

 Q...こうした危険信号の有無だけで、塗り替えを判断するのですか?

 A...いいえ。一般的に屋根の塗り替えは「10年に一度程度」とされていますが、前出の危険信号に加え、現在使われている塗料によっても、そのタイミングが異なります。身近なタイプとして「ウレタン系塗料」「シリコン系塗料」「フッ素系塗料」がありますが、その種類によって耐用年数が違い、さらに外壁塗装と同じく、いろいろな条件で変わってきます。またその塗料を塗った際の下地処理の出来によっても耐用年数に大きな差異が生じてしまいます。

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