青葉区 ピックアップ(PR)
公開日:2017.06.01
糖尿病患者は要注意の「認知症」
大学病院の准教授が診察開始
糖尿病など生活習慣病の治療を行っている「あざみ野坂の上クリニック」。このほど糖尿病と関連が深く、2025年には全国で700万人を超えると推計される認知症について診察、治療ができる体制を整えた。
同クリニックで担当するのは昭和大学藤が丘病院脳神経内科で研究を続けている馬場康彦准教授=写真。馬場准教授は「認知症とは脳の神経細胞が破壊されるために起きるもので、物忘れや記憶自体ができなくなる記憶障害が代表的な症状」と説明。そのほか、家事ができない、言葉が出てこない、時間や場所を認識できないなどや、イライラや徘徊、暴力などを引き起こすこともあるという。
糖尿病はリスク大
「実は認知症と糖尿病は密接に関係する」と馬場准教授。認知症の中でも一番多い「アルツハイマー病」は、糖尿病によって高血糖の状態が続くと発症しやすくなる。また、2番目に多い「血管性認知症」は脳梗塞が原因で発症するものだが、脳梗塞自体が糖尿病の合併症の一つである動脈硬化によるもの。いずれにせよ、糖尿病患者は認知症になるリスクが高いと言える。
馬場准教授は「糖尿病予備軍や糖尿病の患者は、認知症の発症前、発症後に関わらず、進行を抑えるためにも血糖値のコントロールなど適切な指導を受けることが肝要」と訴える。また、「なんとなく忘れっぽい」などの軽度認知障害はアルツハイマー病の前段階なので、やはり診察が必要だ。脳の変性は40歳代から始まる。馬場准教授は「気軽に相談を」と話している。
あざみ野坂の上クリニック
-
横浜市青葉区あざみ野南2-14-4
TEL:045-509-1024
FAX:045-509-1631
ピックアップ
意見広告・議会報告
青葉区 ピックアップ(PR)の新着記事
コラム
求人特集
外部リンク
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!













