思いおもいに端材張り
ウェブを通じて身近なエコや地域情報を発信するＮＰＯ法人森ノオト（北原まどか理事長）がこのほど、「みんなのおうちをみんなでつくる」ＤＩＹプロジェクトを行った。
同法人の新事務所整備に伴って５月に行われたＤＩＹイベント。同法人は、古布や端切れを使った布製品を手がけるブランド「アプリケ」を展開しており、メンバー増員のため事務所を拡張。工房を兼ねた新事務所は多世代交流拠点としての活用も目指しており、改修をワークショップとして行ったものだ。
ワークショップには総勢70人が参加。当日は「住まいづくりを通じて、町なみを美しくしたい」と地元工務店４社が結成した一般社団法人青葉台工務店のサポートを受け、壁の塗装や改修を実施。「アプリケ」のコンセプトにあわせ、壁には４社が持ち寄った余った端材を張り付けてパッチワークのように仕上げるなど、参加者は楽しみながら作業を進めていた。
青葉台工務店の大澤正美さんは「参加者すべてが主人公。『ここは私が塗った』と愛着を持ってもらえたら」と話す。北原理事長は「団体として成熟する中で、地域での役割も変わってきたとき。多世代が互いに応援し合えるような場になっていけたら」と話している。
壁の塗り替えも実施
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