青葉区 文化
公開日:2026.10.15
【横浜市青葉区】美しが丘の障害児デイ きょうだいに安心の場を 食卓囲み、交流深める
美しが丘にある障害児の放課後等デイサービス「てらこや」(淡田由貴代表=人物風土記で紹介=)で、障害のある”きょうだい”をもつ兄弟姉妹が集い、食事を囲みながら悩みや思いを共有する「きょうだい食堂」が9月25日に行われた。
障害がある子どもの家庭では、どうしても障害児への対応が優先されがちになる。そのため、その兄弟姉妹は「これ以上親に迷惑をかけたくない」と我慢を重ね、進路や将来への不安、家庭内での思いなど、悩みを一人で抱え込んでしまうケースが少なくないという。こうした「きょうだい児」の心の負担を少しでも減らそうと始まったのが同取組だ。
参加条件は「兄弟姉妹に障害のある子がいること」で、年齢制限は特に設けていない。主に小学校高学年〜大学生を中心に幅広い世代が参加している。
当日集まったのは、小・中・高・大学生の4人。ご飯作りや食材の下処理、配膳などを参加者同士で協力して行い、一緒に温かい食卓を囲んだ。調理や食事の合間には、親やきょうだいには直接言いづらい本音や進路の悩み、日常の出来事などを笑顔で語り合う姿が見られた。参加した大学4年生の宇井虹生(こうき)さんは「きょうだいに障害がある人と話せる貴重な機会。年下の子どもと交流したり情報を共有したりできるのが楽しい」と話す。
昨年度は「東急子ども応援プログラム」の助成金を活用して実施されたが、今年度は助成なしで運営しており、主に寄付などで事業費を賄っている。
淡田代表は「皆にでこぼこがあって当たり前。今後も継続して、きょうだい児を照らす場を作っていきたい」と話しており、活動を存続させるための寄付(現金や米など)や協力を広く呼びかけている。
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