緑区版 掲載号:2011年6月30日号
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第5回日本写真館賞コンテストで優秀賞を受賞した 中野 修平さん 長津田在住 29歳

”宝物”撮り続ける

 ○…祖父、父親と続く写真店一家に生まれたことから子どもの頃の遊び場はスタジオ。同時に両親が働く姿も近くで見てきた。運動会や旅行などで両親が撮りためてくれたアルバムは20冊以上。「当時は撮られることを意識してなかったけど、こうして写真を残してくれていて本当に感謝している」。撮る側になって初めて気付く思い。「写真は時間が経つほど宝物になる」

 ○…高校までサッカーに明け暮れ、将来の事は考えていなかった。転機は高校卒業時。4つ上の兄はサラリーマンになると分かっていた。「オレが継がないと店がなくなる」。意を決し、写真の専門学校に進むも、中々身が入らなかった。中途半端な気持ちを変えさせてくれたのは愛知県にある写真店への修行。「父親からの『オレに学んでいたらオレは越えられない。外で学んでこい』との言葉で吹っ切れた」。雑用がほとんどで写真は撮らせてくれない修行の日々。見て盗んだ点をノートにまとめ、実家に帰っては師匠の真似をした。必死だった2年半の修行期間は現在の礎となっている。

 ○…10代からの交際を実らせ2年前に結婚。「ほぼ外出している」という休日は夫婦でドライブや買い物に出かける。結婚後は写真店を両親、義姉、妻と切り盛りする。そこで湧き上がるのは「一緒に働けることへの幸せと感謝の気持ち」。そんな思いを形にしようと、一年に一回家族写真を撮ることを提案した。毎年一枚ずつ増えていく家族写真は中野家の宝物だ。

 ○…愛知県の師匠のもとを離れてからは毎年夏に挨拶に行くのが自身の決まり。毎年1000枚以上撮る写真の中から10数枚をピックアップして見てもらう。「昨年『うまくなったな』と初めてほめてくれたんです」と笑顔。今夏は受賞の報告も兼ねての訪問を予定している。「喜んでくれると思います」。師匠、父に少し近づいた中野写真館三代目は、宝物を撮り続ける喜びを胸にシャッターを切り続ける。
 

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