3月22日、「みどりーむ」で講座を開く「緑区ガイドボランティアの会」会長を務める 飯田 正明さん 霧が丘在住 75歳
「驚き」で、地域盛り上げる
○…3月22日に「緑区の”へそ”中山駅周辺を知ろう」と題した講座を自身が会長を務める「緑区ガイドボランティアの会」会員と共に開く。中山駅周辺の街の成り立ちや寺社などについて、住民でも知らないことを伝えたいと企画した。参加者が楽しみながら中山の魅力を再発見できるよう、クイズ形式を採用しようと思っている。「回答を出したときに参加者から『へっー』という声が漏れるのが今から楽しみ」
○…緑区主催のまちづくりに関する講座を一緒に受講した仲間らと共に2005年に会を発足。以来、年に3、4回程度、緑区の歴史や文化、景色などを歩きながら紹介するウォーキングツアーを実施してきた。事前にコースとなる場所を歩き、自分が興味を覚えたものを厳選し参加者に紹介している。「ガイド本に載っているような内容にはしたくない。やはり驚きや感動がなくてはと考えている」
○…約10年前まで、まちづくりを手掛ける財団に勤務し、40年以上、公益事業やまちづくりの研究・調査にあたってきた。市内ではMM(みなとみらい)地区を担当。工業地区だった同地区に企業や商業施設を誘致し、横浜の子どもたちが自分の街で働ける環境をつくりたいと取り組んできた。「東京のベッドタウンになってしまっては、街はいつまでも発展できない。自立した街にしたかった」
○…絵画や茶道の歴史を学ぶなど、一度興味をもつと底なしに探究していく性格。2年前からは毎朝、ラジオ体操を一緒に行っている仲間と共にブーメランのような飛行遊具「Xジャイロ」を始め、大会に参加するまでになった。様々なものに触れることが心を豊かにしてくれると労を惜しまない。「趣味がたくさん増えちゃって。妻が見守ってくれているから色々なチャレンジができる」。先週には妻と一緒に絵画展に行った。「趣味などを通して多くの人に会うが妻との時間は特別。私の心の支え」
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