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緑区 社会

公開日:2016.06.02

横浜銀行竹山支店
2日連続で詐欺防ぐ
緑警察署が感謝状贈呈

  • 感謝状を手に笑顔の行員ら(左から2人目が小川支店長)

 緑警察署(清水昭人署長)は2日続けて「振り込め詐欺」を未然に防いだとして5月20日、横浜銀行竹山支店(小川千昭支店長)に対し、感謝状の贈呈を行った。

 横浜銀行は5月10日、携帯電話で話しながらATMを操作している70代女性に声掛けを実施。「還付金を返してもらえることになったが、そのために、一度手数料を支払うよう指示された」という話を聞き出し、行員がその場で犯人からの電話に代わって対応。相手の指定する振込先の口座番号などを聞き出した上で警察に通報した。

 翌11日には、「金融庁から、銀行口座が不正利用されていると電話があった」という80代女性の話を聞いた行員が、振り込め詐欺対策用のチェックシートなどを使って確認作業を実施。警察と協力して女性を説得することで、未然に事件を防止した。

 小川支店長は「行員に注意意識が浸透した結果だ」と笑顔で語った。

 清水署長は「着任以来”2日連続での防止”という話は初めて。引き続き協力をお願いしたい」と話している。

 区内では5月上旬から音声ガイダンスを用いた不審電話も頻発しており、緑警察署は詐欺への注意を呼び掛けている。

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