中山にある古民家「季楽荘」(中山町89の2)では、週末だけに開店する「まがりカフェ」が密かな人気を集めている。
静かな住宅街の中にある季楽荘は、和と洋が織り交ざった古き良き時代の建築物として、大切に維持・管理されている。
オーナーの斉藤好貴さんはこの建物の魅力や、そこに集う人たちに心安らぐ有意義な時間を過ごしてもらおうと週末だけのカフェ「まがりカフェ」をオープン。近隣で活動する料理家、作家、陶芸家などに活躍の場を提供するとともに、訪れる人同士の交流の場を創出している。
手作りケーキなど出店
桜の季節に合わせた3月末から4月初旬にかけての週末には、「まがりカフェスペシャル」が開催され、中山地区を中心にケーキや焼き菓子の出店を行う「fооd circus」の藤嶋典子さんと、コーヒーの焙煎などを行うHOOP COFFEEが出店。ケーキやサンドウィッチなど、訪れた客たちに自慢の一品を提供した。
地場産の材料などを積極的に取り入れたケーキや焼き菓子を得意とする藤嶋さんは、753Cafe(中山町21の10)で毎月第3日曜日に開催される「753市」にも出店している(次回は4月15日)。「お客さんとの距離がとても近く、出店を通じて様々な人に出会えるところが嬉しい」と中山地区での出店の魅力について話す藤嶋さん。
同カフェでは引き続き、近隣の芸術家などの作品や出店に触れる機会を設けていきたいとしている。
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