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第52回手工芸作品展(工芸の部)で内閣総理大臣賞を受賞した 葉 京香さん 白山在住 60歳

掲載号:2018年6月28日号

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自由に表現する喜び

 ○…偶然、3年前に銀座の店で初めて見かけたクレイアート作品に釘付けになった。道端に咲く野草を樹脂粘土で本物そっくりに表現する技法に「こんなにも感動するなんて」と自分でも驚いた。すぐさま、作者が主宰する創花教室の門を叩いた。野草の名前すら知らなかったが、必死に技術を磨き、昨年、春の野草をテーマに創作した作品で内閣総理大臣賞を受賞。快挙はそれだけにとどまらず、今年も2年連続での最高賞受賞を果たした。

 ○…中国・北京生まれ。社会的騒乱の最中に多感な時期を過ごした。学校を卒業後は、工場で働く日々。「職業を自由に選択することもままならなかった時代」と当時を振り返る。大学へ入学する頃には革命も終結し、演劇に没頭する学生時代を過ごした。「自由に表現できることの喜びを知った」。卒業後も劇団に所属し、舞台に立ち続けた。

 ○…劇団で出会った男性と結婚。日本で政治学を学びたいという夫と一緒に来日したのが約30年前のことだ。夫を支え、生計を立てるため、中国語教室の講師になった。会話を学ぶ際に演劇の手法を取り入れたところ、にわかに注目が集まり、いつしか、NHKの語学講座にもレギュラーで出演するように。「演劇で中国語を分かり易く伝える工夫をした。演劇がこんな形で役立つとは」と驚き顔だ。今では、複数の大学で教壇に立つ。「学生に語学を通じ、多くの表現を知って欲しい」とほほ笑む。

 ○…白山に住み続けて20年以上。働きながら2人の子どもを育てあげた。子どもとよく行った四季の森公園がお気に入りの場所だ。「最近、忙しくてあまり行けていないが、作品のネタ探しに、久しぶりに足を運ぼうかしら」。頭の中は、次なる作品の創作意欲でいっぱいだ。

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