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こよなくお菓子を愛する人たちへ 霧が丘の「そら」が20年の節目 5日から7日まで周年祭
桜井浩和シェフ(54)は、19歳で菓子職人の道に入り、33歳だった2001年11月、霧が丘にケーキショップ「そら」を開店した。今月で節目の20周年を迎える。
「菓子作りが好き」
桜井さんは、最初に修行したフランス菓子店・ブールミッシュの恩師で作家でもある吉田菊次郎氏が「こよなくお菓子を愛する人たちへ」情熱を持ち、菓子を作っていた姿に憧れた。それ以来、自身も「お菓子がショーケースに並んだ時『きれい』より『美味しそう』と言ってもらえるように一生懸命、一つひとつ作ってきた。今後もそれは変わらない」と話す。
「なんとかやってこられたのも、お客様や仲間、家族に恵まれてきたから。私は、器用でもセンスがあるわけでもない。ただ、菓子を作ることが好きなだけ」と謙遜しながら振り返った。
店名に込めた思い
「そら(空)は、誰の上にも平等にある。陽が降り注ぐ日もあれば、雨の日もある。食べる人たちにも様々な場面があると思う。誕生日や元気がない時のご褒美など、その時その時に合わせ、幸せの時間のお手伝いができれば」と店名に込めた思いも語った。
タイルの秘密とは
「自分の3人の子ども達が幼い時、『空にあるものを絵に描いて』と頼んだんだ。それがモチーフなんだよ」と紹介してくれたのは、店舗内のショーケース下に飾ってあるタイルだ。「20年が経ち、すっかり子どもたちも大きくなったよ」と顔をほころばせる。
溢れる感謝の言葉
桜井さんは、20年を振り返り「商売をする際、様々な場面で、緑区商連の方々、みどり区若手経営塾の仲間、霧が丘商店会のメンバー、特に、旭屋酒店の三谷英雄食品衛生協会会長には、本当にお世話になった」と感謝の言葉を口にした。「多くの方々に支えられ、お客様に喜んでもらえるお菓子も生まれた。『霧が丘ぽてと』『青い空』『シュービスケット』『クロワッサン』など。これからも今に満足せず、少しでも美味しいお菓子を作っていきたい」
同店では、5日(金)から7日(日)まで周年祭を開催する。「お気軽にお立ち寄り頂ければ幸いです」
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