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緑区 人物風土記

公開日:2022.10.13

緑警察署の署長に就任した
飯塚 宏司さん
緑区在住 57歳

自然体で市民の安全守る

 ○…仕事をするうえで常に心がけていることは「泰然自若」。有事の際でも慌てることなく、自然体で部下に接することで、部下に不安を感じさせないようにしたいという考えからだ。また、就任時には署員に対して、仕事中に手を抜かないことの大切さを伝えた。「手を抜かずにひと手間かけて作業を行うことがより多くの区民の安心・安全を守ることにつながる」と思いを語る。

 ○…府中市出身。大学では犯罪心理学を学び、警察官の道に。外国のスパイや国際テロについて捜査する外事課でキャリアの大半を過ごした。「最も大変だった」というアルジェリア人質事件の際には上司のもとで、限られた時間の中で初めて直面する状況でも仕事を組み立て、適切な指示を出す方法を学んだ。「仕事内容は違うが、外事課で学んだことを緑署でも生かしていきたい」と意気込みを見せる。

 ○…趣味はハイキング。「以前は低山ハイクに赴いていたけど、最近はあまり行けていないね」と話す。一方で今後は緑区の地理を覚えるために区内を歩き回りたいという。「まだ主要な道路と四季の森公園以外行ったことがないからね」と話し、「緑区は都会化が進んでいる一方で緑もまだまだ多い。町の探索も緑地の探索も楽しんでいけたら」と笑う。

 ○…喫緊の課題は現在緑区内で急増している特殊詐欺被害への対策。コロナ禍に入り、区民に直接注意を呼び掛ける機会が減少したことによる影響が出てきていると考えている。そのため特殊詐欺防止の啓蒙イベントなどを開催することで特殊詐欺被害を減らしたいという。「緑署は外郭団体とのつながりが強いので、各方面と連携をとることで、色々な活動を行っていきたい」と目標を語った。

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