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”赤ひげ先生”に聞く歯科医療 114 清潔感のある口元で第一印象アップ 十日市場・みどり歯科医院
入園・入学や就職シーズンを控えた今、「人の第一印象は見た目が9割だとも言われています。初対面の相手に清潔感のある口元を印象付けることは大切かもしれませんね」と話すのは、2000年の開院以来”敷居の低い歯医者”をモットーとし保険内診療に主軸を置いてきた『みどり歯科医院』の阿部光敏院長。
歯並びの矯正には数カ月から数年かかり、短時間での改善は難しい。その一方で、歯茎の腫れや着色汚れは歯科受診後にわりと短時間で解決できることもある。
歯ぐきの腫れ、歯周病改善へ
歯茎の腫れの原因は主に虫歯や歯周病。特に「静かなる病気」とも呼ばれる歯周病は痛みなどの自覚症状がほとんどないため注意が必要。同院では、患者のプラーク(歯垢)の中に含まれる細菌の種類や数を視覚的に見ることができる顕微鏡を導入し、歯周内科治療を行っている。「近年では薬を用いて除菌や細菌の活動を抑えることもできます」
着色汚れはコーヒーや紅茶などに含まれるポリフェノールがステインに変化し歯の表面に付着する。生活習慣の見直しや唾液の分泌促進などの対策が効果的だ。
口臭エチケットを
また、「口臭が気になって積極的に人と会話ができない」といった人も少なくないのでは?
阿部院長によると、口臭は歯周病のほか、舌の上に残った汚れなどが関係していることが多いという。「気になる方はかかりつけ歯科への定期的な受診で確認を」
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