宮内建設株式会社(宮内康治代表取締役)は11月19日、モバイル機器仮設充電所設置訓練を実施した。
今回で5回目となる仮設充電所の設置訓練は、災害時における地域貢献を目的としている。同社では横浜市のSDGsbizサポート補助金を活用し、本社屋に太陽光発電パネルや蓄電池を設置しており、大規模停電が発生した際に電力を周辺地域住民らに無償で提供する。
訓練当日は停電を想定し、社内の電力供給も止めて蓄電池のみで営業。社員が敷地内にスムーズに仮設の充電所を設営した。同社では蓄電池を増設し、蓄電能力を13・8kWhから27・6kWhに向上させたことで、スマートフォンなどのモバイル機器を一度に150台まで、累計1200台まで充電が可能になったという。担当者は「社員一同が、災害時に地域の役に立てればという意識を持ってほしい」と話している。
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