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”赤ひげ先生”に聞く歯科医療 128 「歯原性菌血症」予防に定期検診 十日市場・みどり歯科医院
2000年の開院以来、アットホームな雰囲気で、「地域のかかりつけ歯科医」として親しまれている『みどり歯科医院』。今回は歯周病の原因菌が引き起こす「歯原性菌血症」について話を聞いた。
歯原性菌血症とは、口のバイ菌が血液の中に入る病気。歯周病の原因菌であるカビ菌や歯周病菌などは歯肉の血管の中に入り、全身にもさまざまな病気を引き起こすことが分かっている。
「出血を伴う歯科治療を行う場合、口腔内の常在菌が血中に移行し、菌血症になる可能性があります。ですので当院では治療の前に口腔内の菌の状態を検査することが重要と考えています」と話すのは阿部院長。
同院では位相差顕微鏡により、菌および菌叢の検査を推奨している。位相差顕微鏡は細菌の種類を特定する精度がPCR検査などに比べて低いとされるが、同院には国際歯周内科学研究会の認定歯科衛生士が在籍。十分な知識と経験で病態を正確に判断できるという。
「歯周病と全身疾患の関係が注目されている昨今。まず、内科的治療を行い口腔内を除菌した上で歯科治療を行うことがお勧めです。歯周病の原因となる菌やカビを取り除くことで、歯周病だけでなく歯原性菌血症の予防もできます」と阿部院長。歯周病菌は唾液によって感染するため家族ぐるみでの予防が大切。阿部院長は「顕微鏡を用いた定期検診をぜひご夫婦で」と話している。
![]() パソコンに菌の状態を映し出し確認できる顕微鏡
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こどもタウンニュースよこはま版7月7日 |
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