緑区 社会
公開日:2025.07.10
着任インタビュー
「横の関係づくりが大事」
臼井孝一区連会会長に聞く
寺山町自治会と新治中部地区連合自治会の会長を務める臼井孝一さん(75)=写真=が、5月20日付けで緑区連合自治会長会会長に着任した。
区連会会長の任期は2年。今後は、区内各11地区の連合自治会長と連携を取りながら、行政からの情報や依頼事項などを自治会加入者に伝達する役割を先頭に立ち担っていく。このほか、区連会の会議では会長自らが議長を務める。臼井さんは「緑区全体の動きを把握して、トップダウンではなくボトムアップで合意形成を推進していく」と方針を語った。
自治会の目的
寺山町で生まれ育ち、町の変遷を見守ってきた臼井さん。生まれた当時の町内の世帯数は250未満だったが、今では3000以上に増加しているという。しかし自治会員の数は伸び悩み、加入率は全世帯の約60%にとどまる。この課題に対して寺山町自治会では、老若男女が等しくイベントに参加できる機会の創出に取り組んできた。
臼井さんは自治会が存在する目的について「いざ災害が来たときに助け合える関係性を構築すること」と話す。祭りや盆踊りなどのイベントで横のつながりをつくるのはそのための手段と捉える。「いざというとき、知らない人同士だと助け合うことが難しいでしょ。普段から顔の見える関係をつくっておくことが大事」と話す。一方で後継者不足で解散する自治会もある。「組織を守るため、活性化するためにも、新陳代謝し、世代交代することが大事」と、後継者の育成にも力を入れていく。
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