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緑区 社会

公開日:2025.11.13

緑区編集室レポート
信じる/信じないどう見分けるのか

 いつの時代も詐欺師はいる。騙される人の割合は今も昔もそれほど変わらないかもしれないが、インターネットやSNSが登場してからは詐欺師が接触することができる人の数は増えているはず。

 つい先日SNSを開くと、私のもとにも怪しいフォローリクエストが来ていた。住む世界が全く違う著名な人ではなく、共通の知人が複数人いてもおかしくない身近な人物であったので妙に真実味があった。しかし、少し調べると「本物」とアカウント名が違ったので「なりすまし」であることが分かった。

 警察庁によると「SNS型投資詐欺」の被害は深刻で、今年9月の全国での認知件数は1170件、被害額は167・3億円に上り11月の発表時点で過去最多だった。「なりすまし」を見抜けなかったら投資を持ち掛けられていたのか。投資に「絶対儲かる」はないから、信用ある人物になりすますのだろう。詐欺の手口は進化しているというので、日々リテラシーを高めていく必要があると感じた。

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