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港北区版 公開:2014年6月12日 エリアトップへ

「『花子とアン』と小机を応援する会」の会長を務める 峯岸 英雄さん 篠原東在住 56歳

公開:2014年6月12日

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「未知」を掘り起こす

 ○…現在、NHKで放送中の「花子とアン」。同会は主人公・花子の義父である村岡平吉が小机の出身ということを伝えると同時に、地域振興にも一役買おうと活動を続けてきた。先月には港北図書館で講演会を行い、好評を得た。「50人もの人が集まってくれました。ドラマの人気から関心が広がっているのを感じました」と目を細める。

 ○…大学院の文学研究科を修了。キリスト教徒であった文学者・徳冨蘆花を研究していたところ、蘆花の本を印刷していた「福音印刷合資会社」の経営者である平吉の存在を知る。平吉自身もキリスト教徒であり、注目することに。「明治は混乱の時代。平吉も悩んでいたのではないか。その中で洗礼を受けた経緯に興味を感じるんです」。同会のもう一人のメンバーである大倉精神文化研究所の平井誠二さんは、村岡家を研究していた。意気投合し、10年ほど前から情報交換をする中、ドラマの話が浮上。「平吉が小机と関係があることを知らない人が多い。周知することで、地元を盛り上げようと思ったんです」

 ○…文学に接し始めたのは高校時代。「現代とは違って、文学が社会と密接に関わっていました」。文芸雑誌を読み、仲間と議論を戦わせてきた。現在は、本業の不動産業を営む一方、明治思想史・キリスト教史と研究の幅を広げている。家族は妻と子供2人。「家では冗談ばかり言ってるんですよ」。多面的な人柄を垣間見せる。

 ○…ドラマが終わるまでは、平吉と花子に関する研究レポートを配布するなど活動を続けていく。そのあとの同会の活動は未定だが、総まとめになるものを作ろうと構想中だ。「平吉を通して、地域の人を研究し、一般に広げる楽しさを知りました」と語る。これからは横浜に密着した人物を研究し、スポットを当てていくことも視野に入れている。「地元を知れば、港北区と横浜をより愛せるはず。その一助を果たしたい」

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