神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2014年9月11日 エリアトップへ

大綱中出身小野川稔君 ユース五輪で悲願の金 東京での日本代表狙う

スポーツ

公開:2014年9月11日

  • LINE
  • hatena
レース序盤先頭集団に食らいつく小野川君=左から2番目=
レース序盤先頭集団に食らいつく小野川君=左から2番目=

 「やりましたよ。嬉しいです」

 中国・南京で8月14日から28日まで行われた「第2回ユースオリンピック競技大会」。24日の夜にスタートした男子10000m・競歩で、大綱中出身の小野川稔君が悲願の金メダルを獲得した。

 当日は、「欲張らないで普段通りのレース運びをしよう」と、リラックスした気持ちでスタートラインに立った。レースは序盤からハイペース。4人の先頭集団を引っ張るメキシコの選手に食らいついていった。5000mで自らペースを上げ先頭に立った小野川君だったが、他選手との距離が広がらずに苦戦。在籍する東京実業高等学校陸上部顧問から「前にでなくていい」という指示があったことから6000mから8000mまでは、他選手を先頭に立たせ、自身は後を追走する戦略に変更した。このタイミングで先頭は3人に絞られたが、終盤まで機会を伺う我慢の展開が続いた。ラスト600mの時点で2人の争いとなりラストスパート。接戦をものにし、ゴールラインをトップで駆け抜けた。

 ゴール直後”よっしゃ―”と叫び、喜びを爆発させた。「厳しい展開が続き、何度も離されそうになりましたが、応援に駆けつけてくれた家族や日本選手団のみんなの声が耳に入ってきた。歓声を味方にできた」と振り返り「もっと上を目指す」と先を見据えた。

 大倉山在住で、同校2年生。2020年の東京五輪出場を狙っており、現在は課題である筋力面・体力面を強化中だ。

悲願の金メダルを首にかけ笑顔を見せた
悲願の金メダルを首にかけ笑顔を見せた

<PR>

港北区版のローカルニュース最新6

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

横浜市へのふるさと納税でJR運転士・車掌体験

寄付5万円、仕事体験ツアー

4月23日

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

脱炭素化、気候変動対策を考えるワークショップ

5月29、30日 パシフィコ横浜とオンラインで

4月23日

日本最大級のトラック関連総合展示会「ジャパントラックショー2024」

「よこはまパレード」に「あぶない刑事」舘ひろしさん、柴田恭兵さんも参加

高校生の海外留学支援で補助金

高校生の海外留学支援で補助金

横浜市が希望者募集中

4月22日

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook