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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2025.12.19

高級コットンを収穫
鎌倉シャツと寒川東中生が協力

  • コットンを摘む様子(上)と、収穫されたコットン=提供

 寒川町内の休耕地(岡田)で12月4日、メーカーズシャツ鎌倉(本社/鎌倉市)が今春から栽培してきた綿の収穫を、寒川東中学校1年の生徒とともに行った。

 この取り組みは、最高級の「超長綿」の国産化と、地域振興および次世代へのものづくり教育を兼ねた産官学連携プロジェクトとして昨年初めて実施された。

 今年は5月に綿の苗を植え、それ以降中学生たちも支柱立てや間引き・摘芯などに携わってきた。収穫当日生徒らは、慣れない手つきながらも、コットンボール(綿花の実の中にある綿の塊)を一つ一つ丁寧に摘み取った。

 同社社長・貞末奈名子さんは「こうした体験を通じて、普段着ている洋服を作るには、まず原料を採るという大変な作業が必要なのだと、改めて気付いていただけたのではないか」と語った。

 収穫された綿は、今後高級ドレスシャツに利用され、同社から販売される予定だ。

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