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港北区 社会

公開日:2015.02.12

県警と芸人タッグ
綱島から笑いで防犯 訴え
県内各地巡回へ

  • ▲箸休めサトシさん(一番左)が司会の下、大喜利が行われた

  • ◀マグロを被ったツナコメちゃん(右)

 綱島からお笑いで犯罪を防ぐ―。



 漫才やコントで防犯を呼びかけるお笑い防犯軍団「ツナコメ」が結成され、2月3日、綱島地区センターで披露式が行われた。



 市内在住の芸人・箸休めサトシさんが主宰する、綱島で芸人仲間が集まり毎週同センターで無料で行われるお笑いライブ「ツナシマンズ・ゴッド・コメディアンズライブ」。この存在を知った神奈川県警生活安全部の吉川裕介警部補が声をかけ、結成された。”お笑い”で、より多くの人に防犯を訴えることが狙い。



 当日は、マスコットキャラクター「ツナコメちゃん」が登場し、開会宣言で式が幕開け。



 昨年県下で約42億円もの被害額を出した振り込め詐欺。お笑いコンビ「世界事情」が漫才で悪質化していく詐欺の手口を紹介した。その後、警察官と芸人が回答者として登場する防犯大喜利が行われ、会場は笑いにつつまれつつも興味深く回答に耳を傾ける人の姿が見られた。



 当日会場に訪れていた綱島東に住む福田トミ子さんは「楽しかった。うちにも電話がかかってきたし、友人と話していても、綱島あたりは特に多いようなので、気を付けていきたい」と話した。



 箸休めさんは「最初に警察から、一緒にやりましょう、と声をかけられて、それこそ詐欺だと思っていた。警察と組むことで、自分たちの笑いを見てくれる人が増えて嬉しい」と笑顔を見せた。



 今後、お笑い防犯軍団「ツナコメ」は、県内各地を巡回し、防犯ボランティア活動を行っていく予定だ。

 

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