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旭区・瀬谷区 人物風土記

公開日:2025.12.25

環状4号線で植栽活動を行った(一社)横浜建設業協会 瀬谷区会の区会長を務める
武田 和親さん
瀬谷区阿久和西在住 58歳

顔の見える距離で支え合い

 ○...7社が加盟する瀬谷区会の区会長として12年目。11月29日にはGREEN×EXPO 2027の開催を見据え、環状4号線沿いで花植えを行い、約40人の会員とともに汗を流した。「近隣の店舗の方々も駐車場を貸してくれたりと協力してくれました。花で道路もきれいになり、気持ち良い活動でした」と柔和な笑顔で語る。

 ○...土木や舗装、上下水道工事を手がける(株)青武組(阿久和南)の2代目代表。「現場が大好き」で、仕事の技術と知識はもちろん、職業に対する自負心も、地域住民と良好な関係を築くコミュニケーション能力も工事の最前線で培ってきた。「机に座って仕事していると、時間が経つのが遅くてね」とおどけた表情。消防や警察などの団体にも所属し、多忙な日々を送るなかで、「現場が一番落ち着く」

 ○...生まれは青森県で、瀬谷区には幼少期に移り住んだ。3人の子どもは会社でともに働く。「自分から同じ仕事を勧めたことはないけれど」と、どこかうれしそう。趣味は、付き合いの長い同級生の勧めで始めた登山で、槍穂高などの高山にも挑む。頂上からの景色など醍醐味は多いが、「山には怒られるために行っているのかも」とポツリ。代表や区会長という立場を抜きに、「山で苦しい思いして勘違いしないよう」に自身を見つめ直す。

 ○...業界全体の人手不足に危機感を抱く。だからこそ重視するのは「顔の見える関係づくり」。会社の大小関係なく、支え合い、補完し合える関係を目指す。この点は区会も同様で、土木事務所などと日頃から連携しておくことが、災害時の迅速な活動につながる。「災害時に街を守らないといけない」。使命感を胸に秘め、地域の安全・安心に寄与する。

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