港北区 社会
公開日:2016.07.28
弁護士に通ずる奉仕心
横浜日吉RC 本田 明さん
▽…「原点に戻り、皆で取り組む」。昨年度20周年を迎えた横浜日吉ロータリーが、今年度掲げた方針だ。鶴見川の清掃や区内障害者施設への寄付など、毎年行っている奉仕活動を今一度見直しながら、新たな気持ちで励んでいく。
▽…裁判所のある中区に法律事務所を構えるが、生まれも育ちも日吉っ子。同クラブの先輩に声をかけられ、当時最年少の35歳でロータリーへ。親子ほど年の離れた会員に囲まれ気後れしたかと思いきや、「何かと目をかけられ、可愛がってもらった」と満更でもなさそう。「誰かの幸せのために尽力する弁護士と、共通する部分が多いのかもしれない」。年齢に関係なく、奉仕という目標に対し協力しあえる風土も気に入った。
▽…自身を「先頭に立って引っ張っていくタイプではない」と謙遜する。入会して数年後、海外で医療活動を続ける日本人医師に医療機器を寄贈するため、現地であるベトナムに飛んだ。診察を望み長蛇の列を成す患者を目の当たりにし、「これからも自分ができる範囲・やり方で、社会や人に貢献していこう」と強く思ったという。地道な活動で一人でも多くの人を笑顔にできるよう、「会員全員で(会の活動に)積極参加していきたい」
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