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港北区 文化

公開日:2019.08.01

Vol.3「三輪舎」
新人記者いしかわのこうほく調査隊

  • 最新作を手に取る中岡代表

 「本のまち」というと、「神保町」が思い浮かぶのでは。実は、そんな場所が、港北区にも――。

 妙蓮寺駅から徒歩2分。暮らしのまちで本を作る「三輪舎」。ここは、代表の中岡祐介さんが書店で働いていた経験を生かし5年前に立ち上げた出版社だ。「都内で出版した方が都合がいいかも。だけど、子どもの声や生活の音を聞きながら本を作り、届けたい」と妙蓮寺で活動している。

 絵本や子育て本など様々な種類の本を扱う同社。なかでも中岡さんが好きなのはインドのタラブックス社の本。手漉きの紙に手作業で作り上げる本ならではの「温かさ」が魅力の一つだ。「本を読まない人にも手に取ってもらい、美しさに見惚れてほしい」と語る。手漉き体験会など地域に開けたイベントも開催。「現在は一階の『石堂書店』さんと協力した企画も考案中。楽しみにしてほしい」と笑顔を見せた。今後の動きに注目したい。【URL】https://3rinsha.co.jp/

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