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港北区 文化

公開日:2019.08.22

亡姉への思いを短歌に
自費出版で短歌集

 一昨年、姉が約2カ月の闘病の末、逝去。突然の別れに涙が止まらない日々が続いたという筆者の塩原とも子さん=新吉田在住=。闘病期間は、平日は仕事、週末は岡山に住む姉の元へ横浜から夜行バスで通う生活を送った。「私たちは血が繋がってないの。年に数回会う程度で特別に仲が良かった実感はない」と語るも、最後に過ごした時間は2人の絆を特別なものにしたという。「泣いてばかりはいられない、区切りをつけなきゃ」と好きな番組の影響もあり、俳句や短歌に自らの気持ちを綴り始めたそう。自分でも不思議な程に次々と言葉が生まれ、1カ月も経たずに完成させた。

 姉の死を乗り越えるきっかけになった一冊。「大切な姉に捧げられれば」と優しい笑顔を見せた。

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