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港北区 社会

公開日:2020.01.23

母子の新しい支え手に
看護師が支援サービス

 長年大学病院の小児科・NICUで看護師としてキャリアを積んできた女性が、昨年港北区で産前・産後ケアステーション横浜OHANAを開設した。



 代表の金城奈津子さん=上写真=がその人。アメリカなどでは一般的な職業とされる「ナーシングドゥーラ®」による母子のサポートを行う。日本ではまだなじみのない職業だが、看護師有資格者による、豊富な臨床経験・知識に基づく、産前・産後の母子の継続的な心身サポートを行うという。「NICUでも経験したが、一旦退院してしまうとサポートが必要なのに、心身の不調から行政への申請も負担でサポートが受けられなくなる人も。母と子の新たな支え手になれば」と話す。



母子向けセミナー



 まずは、サービスを知ってもらい、必要な人に届くよう、母子に役立つミニセミナーを定期的に実施していく。昨年12月には、小机の古民家カフェで「子どもの発熱・嘔吐・下痢セミナー」を開催。子どもが発熱したとき、どんなタイミングで受診したらよいかなどわかりやすく解説。また感染性胃腸炎等で嘔吐した際、家族への感染を防ぐ処理法も実践。使い捨てのエプロンやゴム手袋、マスクを用意し、処理した後の消毒まで行った。「小さい子がいると外出せず情報がネットだけになりがち。直接専門家に話を聞けて安心した」とは参加者の一人、斉藤有希さん。



 次回は1月25日(土)午前10時〜「保育士さんと遊ぼう 自宅でできるお子さんとの遊び方」を企画。会場は都内東中野駅そばの保育園「リトルフェアリー」。申込は24日(金)午後5時迄に同園【電話】03・3371・5121へ。費用1500円。

 

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