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港北区 社会

公開日:2020.06.11

宮内新横浜線の工事進む
新吉田高田地区、新吉田地区

  • ▶本線工事が完了した新吉田高田地区(6月3日、下図【2】地点より撮影)

  • ▲今後、撤去される新吉田地区の工事用道路(6月3日、下図【1】地点より撮影)

  • 整備される宮内新横浜線(新吉田高田地区、新吉田地区)の平面図=横浜市提供(一部加工)

 横浜市は現在、都市計画道路・宮内新横浜線の新吉田高田地区・新吉田地区の工事を進めている。新吉田高田地区は、高田西1丁目地内〜新吉田東3丁目地内の約960m、新吉田地区は、新吉田東3丁目地内〜新吉田町地内の約350mで、4車線道路の幅員は歩道を含め22〜25m。3月には新吉田高田地区の本線工事が完了し、歩道の供用が始まった。両地区の開通時期について、市は今年度末までを目標にしている。

 宮内新横浜線は、起点となる下田町6丁目(川崎市境)から新横浜2丁目の終点までの約6510m。整備効果として【1】川崎市境から新横浜駅への所要時間の短縮【2】周辺道路の交通円滑化【3】横浜市北部地域の環境改善【4】沿線の生活道路の交通量減少――などが見込まれている。

 新吉田高田地区では今年度内を目途に、橋梁部と早渕川両岸の河川管理用通路をつなぐ歩行者用スロープ4カ所が整備される予定。新吉田地区では今後、現在設けられている工事用道路や重機搬入用の仮設構台が撤去され、道路部分の掘削が進められる。また、道路脇の法面の整形工事や崩落防止のための補強等も行われる。

第三京浜へのアクセス向上

 両地区の整備により、市北部方面と第三京浜道路・都筑インターチェンジとの、また新横浜・新羽方面から第三京浜インターチェンジや港北ニュータウンへのアクセスが向上する。横浜市道路局では「長い間ご迷惑をおかけしていますが、これからも安全に配慮し確実に整備を進めていきたい」としている。

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