二俣川から世界へ
サッカーJ1の横浜F・マリノスは7月25日、遠藤渓太選手がドイツ1部リーグの「1.FC Union Berlin(ウニオン・ベルリン)」へ期限付き移籍すると発表した。
旭区二俣川生まれの遠藤選手。下部組織からF・マリノス一筋で16年を過ごした。今季は選手会長も務め、7月12日にはJ1リーグ通算100試合出場を達成していた。2016年にトップチーム昇格すると、1年目から23試合に出場。昨季はリーグ戦7ゴール・7アシストで15年ぶりのJ1制覇に貢献した。
移籍期間は2021年6月30日まで。遠藤選手は「どんな壁に当たっても泥水をすすってでも何かを掴んでこようと思っています。F・マリノスの誇りを胸にドイツで頑張ってきます。いってきます」とコメントを発表した。
連覇へ苦戦続く
リーグ戦連覇を目指すチームは、8節を終え3勝1分け4敗の勝ち点10(8月3日時点)。首位・川崎フロンターレとは勝ち点12差の10位と、苦戦を強いられている。
8月1日のベガルタ仙台戦では、負傷離脱していたGKパク・イルギュ選手が復帰。さっそく好セーブを連発し1-0での勝利に貢献した。頼れる守護神の復帰と共にチームも上昇気流に乗っていきたいところだ。
クラブは3日には、松本山雅FCからFW前田大然選手の期限付き移籍での加入も発表。日本代表経験もあるストライカーは、遠藤選手に代わる攻撃の新たなカードとして期待される。
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