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町田 教育

公開日:2026.02.26

「ポリポリでおいしい」
町田の竹が学校給食に
鶴川三小でメンマ提供

  • メンマを口に運ぶ児童

    メンマを口に運ぶ児童

  • みそラーメンの具材として提供された

    みそラーメンの具材として提供された

 「ポリポリでおいしい」「ラーメンによく合う」――。市立鶴川第三小学校の給食で17日、ラーメンの具材として提供されたのが町田産の竹で製造された「東京謹製メンマ」。ファームマチダ東京(株)(松井優一代表取締役)が市内の放置竹林の課題を解決するために開発した。

 町田市によると首都圏でも放置竹林は増加傾向にあり、生態系や景観悪化、災害リスクなどを引き起こす可能性があるという。こうした現状を知った松井代表が宮崎県延岡市の竹を利用した「延岡メンマ」を開発していたLOCAL BAMBOO(株)(宮崎県/江原太郎代表取締役)に声をかけ、町田の竹を使ったメンマが実現することに。今年中の一般販売を計画中で、その際には市内企業が製造する醤油での味付けも検討しているという。

教育的効果も

 給食提供当日はまず松井代表がメンマについて児童に講話を行った。「メンマが竹から作られること」「タケノコを加工していること」などを伝え、児童は地域の環境問題や里山の役割まで学びを深めた。

 調理を行ったのは進藤悠栄養教諭で、普段はメンマを使うことは少ないというが、「野菜が嫌いな子どもも多いが、子どもが好きなラーメンの具材として使えるのでよい」と太鼓判を押す。同校では日頃から地産地消を意識した給食を提供。地元産の食材は栄養価の高い旬のものを知るという食育的観点においても価値があるようだ。

 松井代表は児童がメンマを食べる様子も見学。「楽しんでくれたようでうれしい」と感想を口にし、放置竹林の問題には今後も取り組んでいくと話した。現在は竹炭の開発を進めているといい、竹炭は着色料などとして食用になることもあるため、メンマ以外でも「地域課題を食べて解決」を目指していく。

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