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港北区 社会

公開日:2021.04.01

横浜労災病院
災害支援車を受贈
複合災害時に活用

  • 寄贈された車両の前に立つ三上容司同院長(右)

  • 車両の内部

 小机町の横浜労災病院が3月19日、(公財)日本財団から「災害支援車」1台を受贈した。

 同車両は、地震や台風などが同時に発生する複合災害時、被災地支援に救急車両として活用されるもの。新型コロナウイルスの感染拡大中に自然災害が発生した場合も、複合災害となる。災害の状況を把握できるよう、車内には衛星放送のアンテナや、モニターが搭載されている。

 今回の受贈は、日本財団が行う「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う支援」の一環。コロナ禍で災害が発生した場合に活用できる車両を提供できればと、同財団から労災病院側にオファーがあり、受贈が決まった。

 同院は神奈川県の災害拠点病院に指定されている。災害発生48時間以内に救急治療を行う専門医療チームDMATも在籍しており、緊急時の活用が見込まれる。

 同院総務課の担当者は「当院近辺はもちろん、遠方での災害時も車両を活用し、DMATの隊員らが目的を遂行できれば。近年中に車両をご寄付いただいたことはないため、大変ありがたい」と話した。

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