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港北区 教育

公開日:2026.02.20

地域の歩み、心に刻む
小机小で戦争体験講話

  • 講演した藤沢さん(左)と木村さん=提供

    講演した藤沢さん(左)と木村さん=提供

 横浜市立小机小学校(遠藤淳子校長)の6年生91人が先月、同校で地域の戦争体験を聞く学習を行った。社会科の歴史学習の一環。当日は地域住民の藤沢フユ子さん(91)が講師を務め、戦時中から戦後にかけての同地区の様子を語った。

 総合的な学習の時間で「小机城」を通じた街の魅力発信に取り組む児童らが、調査の過程で「小机城のあるまちを愛する会」の木村光義さんに相談したことがきっかけ。木村さんの紹介により、貴重な語り部である藤沢さんとの対話が実現した。

 児童は事前に、教科書などで戦時下の生活を学習。当日は「小机に空襲はあったか」「配給では何を食べていたか」など、自分たちが暮らす街に即した質問を投げかけた。藤沢さんは、ノートがなく紙切れで勉強したことや、継ぎはぎの服で過ごした日々を述懐。「食べることに精一杯だった」という生の声に、児童は真剣な表情で耳を傾けた。

 講話を終え、児童からは「当たり前の日常は尊いものだと実感した」「小机の被害を知り、当時の人を思うと苦しくなった」といった感想が上がった。角田和幸教諭は「街の未来を考える子どもたちが、戦争が生活を一瞬で壊すことを感じ取った。この経験を今後の学びに生かしてほしい」と話した。

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