神奈川県内広域水道企業団 市政報告 市民に安全で良質な水を 横浜市会議員 望月やすひろ
今年度、私は「神奈川県内広域水道企業団(以下、企業団)議会議員」として活動しています。企業団は、神奈川県・横浜市・川崎市・横須賀市を構成団体とする水道用水供給事業者で、執行機関と議会からなります。議会は構成団体の県・3市議会から選出され、横浜市会からは私を含め4名が選出されています。
企業団の役割
企業団は、高度経済成長期の水需要増加を受け昭和44年に設立されました。酒匂川と相模川の河川水を取水施設から取り入れ、浄水場で水道水へと処理し、県・3市に供給しています。つまり、企業団は”水道水専門の卸メーカー”として役割を果たしているのです。
ちなみに、横浜市では企業団受水が48%、残りの52%が自己生産。市内に供給される水道水のおよそ半分が、企業団からの供給となっています。
ビジョンと計画
令和3年3月、企業団は「かながわ広域水道ビジョン」を発表しました。概ね30年後における企業団の将来像と取組みの方向性を示したものです。今後は、この取組みの方向性を踏まえて策定された「実施計画」のもとで、計画的に取組みが推進されます。企業団議会では、【1】決算認定および予算審議の定例会【2】緊急を要する案件を審議する臨時会【3】事業に関する事項を所管する常任委員会【4】議会運営委員会-などの活動を行います。
378万人を有する大都市横浜に、「安全で良質な水」を供給することは、市民の命を支える重要な取組みです。企業団議会議員として、議論を重ねてまいります。
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