港北区 教育
公開日：2021.09.02
ウォーターメイツ
中学の水泳指導サポート
コロナ対策の一環で
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左から山中元気コーチ、長浜竜司コーチ、秋田和紀コーチ
創立45周年を迎えた綱島東のスイミングクラブ、ウォーターメイツスイムクラブは今夏、公立中学校の水泳授業サポートを初めて行った。以前、小学校の水泳授業をサポートした実績があり、これを知った区内の高田中学校から依頼を受けた。
同中学校の横田由美子校長によれば、新型コロナ対策として水泳の授業では密を避けるため通常の半分の人数で行う必要があり、クラスを分けると指導者が足りない問題があったという。「昨年は水泳の授業を中止したが、今年は実施することができて大変ありがたい。指導も生徒らにとても好評だった」と話す。
同クラブのコーチと共にに指導にあたった山下桃奈実体育教諭は「顔をつけるのが怖かった子、浮くことができなかった子たちが短時間で少し泳げるようになり、課題を克服していた」とする。また個別支援学級の生徒らは、初めて潜れたり、浮くことができた子も多かったという。担任の城戸ゆりか教諭は「普段は別々の話題を書いていることも多い一日を振り返る感想文が、ほぼ全員、水泳のことだった。後日、感謝の手紙をお渡しした」。
指導した３人のコーチの一人、長浜竜司コーチは、呼吸のしかたや姿勢など丁寧にアドバイスしたという。「中学生で理解力もあるので１回ずつ修正しながら取り組んでくれたのがよかったのかも。支援級の子らからは思いがけず手紙を貰い、嬉しかったです」と笑顔を見せていた。
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