港北区 人物風土記
公開日:2022.02.10
3月27日に新横浜でライブを行う和太鼓チーム「紅月」の代表を務める
濱崎 優里さん
樽町在住 22歳
楽しみ楽しませる音を
○…十年来の和太鼓仲間らで2020年に結成した紅月。単独ライブを目標に、コロナ禍の制約もあるなか活動を続けてきた。目の前に迫った舞台に「お客さんを楽しませるには、まずは自分たちが楽しむこと。迫力満点の体に響く生の音を届けたい」と意気込む。
○…小学校入学時に、父親が作った大曽根小のPTAサークル・大曽根夢太鼓どどん鼓に入ったのが和太鼓との出合い。当初は積極的ではなかったが「練習で上達するにつれて、どんどん楽しくなっていって」とすっかり夢中に。樽町中では自身で和太鼓同好会を設立。「スタートは2人だけだった」というが、その音色は後輩たちにしっかり響き、現在は部活動として多くの生徒が所属する。「自分の卒業後も活動が続いているのは嬉しい限り」と微笑む。
○…母親が好きだった影響からか、幼少期か「日本の伝統芸能に興味があった」という。中でも仏像には目がなく、母子で寺院めぐりや仏像展に足を運ぶほど。「京都・奈良の修学旅行でも、周囲は八つ橋や鹿に興奮していたが、私は仏像で」とはにかむ。大学でも保育士免許を取得する傍ら、「和太鼓に通じるものもあるし、珍しくて興味がそそられた」と沖縄エイサー部に加入。天皇陛下即位を祝う祭典でパフォーマンスをしたことが一番の思い出だ。
○…大学卒業後の4月からは、長野県のプロ和太鼓チームに研修生として加入する。将来の道を模索していた中、憧れだったチームのオーディションがあると聞き挑戦を決意。見事に合格し夢への第一歩を踏み出した。「和太鼓の魅力は誰もが簡単に音を出せること。その楽しさを伝えられるようなパフォーマーに成長し、いつかまた横浜に戻ってきたい」と目を輝かせた。
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