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港北区 人物風土記

公開日:2026.03.05

創立50周年を迎えた港北区少年野球連盟の会長を務める
金子 高之さん
新羽町在住 72歳

  • 金子 高之さん (写真1)

野球通じ成長見守る

 ○…港北区少年野球連盟の会長として4年目。連盟は50周年の節目を迎えた。時代とともに加盟チーム数は減少したが、優秀なスタッフに支えられ連盟を牽引する。「少年野球がないとプロ野球もない」と、底辺を支える誇りを胸に抱く。昨年開かれた自身の監督勇退パーティーには、親交の深い元DeNA監督のラミレス氏も駆けつけ大盛況となった。次世代へ確かな土台をつなぐ。

 ○…自チーム「新羽ホークス」では約30年間監督を務め、昨春から総監督に。指導の根底には「勝ちに固執せず、楽しくないと続かない」という思いがある。一方で、あいさつや人を敬う心、箸の持ち方といった礼儀作法については厳しく指導してきた。「親に叱られない子も多い。今は完全におじいちゃん目線です」と柔和に笑う。愛情と厳しさを持って、地域の子どもと真っ直ぐに向き合う。

 ○…生粋の新羽っ子。中学でバスケ部を退部後、友人に誘われブラスバンドでドラムと出会った。「プロになりたくて」と大学時代から音楽業界へ飛び込み、全国のクラブやテレビ番組で生演奏を披露。ミスが許されない厳しい世界で腕を磨いた。現在も依頼があればステージに立つ。休日は月2回の千葉や長野へのゴルフと、気心知れた仲間との適度なお酒でリフレッシュしている。

 ○…「求められるうちは役目を全うしたい」。連盟の60周年、70周年を見据え、組織の継続を第一に掲げる。近年は元プロが指導する野球教室も増えたが、「基本と礼儀を教えるのが我々の役割」と少年野球の存在意義を語る。時代とともに子どもたちを取り巻く環境は変化しても、地域に根差し、グラウンドで子どもたちの成長を見守る温かい眼差しはこれからも変わらない。

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