港北区 教育
公開日:2022.03.10
高田中3年
障がいと共に生きる
車いすの特別授業
高田中学校(横田由美子校長)は2月25日、卒業する3年生に向け障がいがあっても前を向く姿から学んでもらおうと、車いすチャレンジユニット「ビヨンドガールズ」のメンバーを講師に迎え特別授業を実施した。
義務教育を修了する3年生に向け、横田校長自ら企画。アーティストとして音楽活動を行い東京パラリンピックの閉会式にも出演した小澤綾子さん、パラスポーツ選手の桐生寛子さん、手話パフォーマンスやMCなどの活動を行う根本ありささんが登壇した。
日常生活で困ることや声掛けをする際のコツ、逆に車いすがあったために「新たなチャレンジや人との出会いが人生を豊かにしてくれた」(小澤さん)など、車いすユーザーの貴重な生の声に真剣に耳を傾けた生徒たち。授業の最後には、同ユニットのオリジナルソングを一緒に踊り交流を深めた。
生徒の一人は「大変なことばかりと思っていた車いすへのイメージが変わった」と振り返った。小澤さんも「障がいがあっても自分らしく生きられる。生徒にもチャレンジする心を大切にしてほしい」と話した。
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