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港北区 社会

公開日:2022.09.01

菊名駅東口地区
にぎわいと安全を
まちづくり協議会設立

  • 菊名駅東口地区まちづくり協議会・鈴木正会長



 菊名駅東口まちづくり研究会がこのほど、菊名駅東口地区まちづくり協議会として新たに発足した。今後は、同地区の魅力あるまちづくりを目的として【1】本地区におけるまちの将来像についての意見交換【2】再開発計画等のまちづくり手法の検討や事業計画の立案【3】関係権利者との合意形成、関係機関との協議・調整--等の活動を行っていく。主な会員は同地区の土地・建物の権利者等。





 もともと同研究会は、菊名駅東口地区の土地・建物所有者や商店街の有志で結成された任意団体。同地区は、道幅が狭い上、公共空間も少ないことから、電車、バスといった交通機関の乗降客が滞留できる空間が狭く、歩行者や駅前の通行車両の安全な通行などに課題があった。研究会では、2017年から同地区の周辺を将来にわたり、にぎわいのある安全な街とすることを目指して活動してきた。





 昨年の8月から9月にかけては、地域住民へのアンケート調査も実施しており、協議会設立にあたっては、菊名まちづくり構想策定に向け▼地域の人のにぎわいへの満足度の低さ▼公共空間の不足▼防災のための基盤整備の必要性▼歩行者空間やバス・タクシー乗車待ちスペースの安全確保――などの課題を各権利者に提示した。





 研究会から引き続き代表者に選出された鈴木正会長は「菊名が変わるということに夢を持っているメンバーが多く、一歩も二歩も前進したと思う。次の段階である準備組合設立を目指し、やるべきことを進めていきたい」と抱負を語った。

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