港北区 トップニュース社会
公開日:2022.11.17
日吉駅西口エリア
歩行環境改善へ社会実験
4道路対象に一方通行化
歩行者環境の改善が課題となっている日吉駅西口の道路で12月9日・10日の両日、一方通行化の社会実験が行われる。対象は駅西口から放射線状に伸びる4つの道路。実験の結果を受け一定の効果、ニーズが認められれば道路規制の変更が検討されることになる。
社会実験の実施主体は、日吉まちづくり推進委員会と港北区。両者はこれまで、対象エリアの歩行環境改善に向け、地域の意向を把握するなどの取組みを進めてきた。昨年11月〜12月に行ったアンケートでは、同エリアの歩行者環境改善に向けての考え方に7割が賛同する調査結果が出ていた。また、アンケート結果を受け、時期未定ながら年末を目途に社会実験を行うとしていた。
社会実験で一方通行化される道路は、サンロード、浜銀通り、日吉中央通り、普通部通りの日吉駅西口付近のエリア(地図参照)。サンロードと普通部通りでは、三角コーンを設置し車道幅を狭め、歩行者空間を広げる。対象区間内での荷物の積み下ろしや送迎などは日吉中央通りの指定のスペースで行う。浜銀通りでは、路線バスは通常通りの運行となるため、路線バス以外の車両を一方通行化することで、歩行者空間にゆとりを持たせる。
12月9日・10日の2日間
社会実験の実施時間は9日が午後1時〜3時、10日が午前11時〜午後3時を予定している。9日は近隣小学校の下校時刻、10日は歩行者通行量のピーク時に設定した。
社会実験の実施による混乱を避けるため、区のホームページやツイッターのほか、町内会の回覧や掲示板で概要の周知を図る。対象道路の周辺には誘導員を配置する。また、社会実験当日には歩行者を対象にアンケートを行う。
安全・安心なエリアへ
港北区総務部区政推進課の柏崎崇宏課長は、歩行環境には、車両のほか歩行者マナーや路面の障害物等の要因が影響するとし、「この社会実験を通じ、日吉に関わる全ての皆様が安全・安心なまちづくりに思いを馳せるきっかけになれば」と話している。
ピックアップ
意見広告・議会報告
港北区 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











