港北区 社会
公開日：2023.01.12
困っている人に食料支援
コロナ対策プロジェクト
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配布を行うメンバーら
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第10回目の開催日、区役所前に出来た長蛇の列
コロナ対策プロジェクトｉｎ港北が主催する、第10回「無料お困りごと生活相談と食料支援」が12月26日、港北区役所前で開催された。
同団体は、コロナ禍が始まった２０１９年の12月に、生活に困窮している区民の生活を守るため、立ち上げられた。中心となって取組みを進めてきた金澤順子さんは「生活が苦しいという人の声を多く聞き、何かできればと食料や衣類の寄付を募り、その無料配布や、弁護士などの専門家を招いて生活相談等に取り組んできた。毎回１００人近くの人に来て頂いて、30分ほどで配布が終わってしまうほど」と話す。次第に活動が認められ、行政の補助金、東都生協やフードバンクかながわの支援も受けられるようになった。
配布の列に並ぶのは、個人だけではない。高齢者支援を行っているボランティアグループのメンバーは「高齢者で困窮している人が多くいる。食事づくりなどのボランティアをしているが、その食材として使うため、毎回来ている」と笑顔を見せた。
金澤さんは「コロナをきっかけに始めたが、まだまだ止められる状況ではない。引き続き、寄付を募りつつ活動を続けていきたい」とする。同団体では、袋詰めなど事前準備のボランティアと食料・生活用品の寄付を受付中。問い合わせは、金澤さん【携帯電話】０９０・８０３１・０９６３へ。
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