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港北区 教育

公開日:2023.02.23

子どもに農業体験
地域の新米農家の畑で

  • 西田さんから説明を聞く子どもたち

 市内で農家を営む「やさいーと」の代表・西田年則さん(53)は、昨年10月から区内の学童保育に向けた農業体験・直売サービスを行っている。

 「身近な存在である『食』に直接関係する農業界の社会問題を解決したい」と、前職を退社後、県立かながわ農業アカデミー大学校で学び、昨年農家になった。農業×「福祉」(児童・地域住民、高齢者、ひきこもり)の農福連携を基盤とし生産と販売を循環させる取組みを展開している。その一環で菊名の学童保育の子どもたちとネギの収穫体験を行うほか、施設内で地元野菜などの直売もしている。子どもたちの農業体験を通して食育や地域コミュニティの活性化を図る。施設内での直売では、地産地消の推進のほか、働きながら子どもを送迎に来る保護者が「施設に来るついでに野菜も買える」という仕事と育児の両立支援も目指している。

 西田さんは「同サービスをする施設を増やし、様々な社会問題を解決していけたら」と今後の展望を語る。同取組みに関しては、西田さん【メール】yasaeat831@gmail.comへ。

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