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港北区 社会

公開日:2023.08.03

地域を考える交流会
港北朝食会で勉強会

 文化や政治、スポーツ、地域のことなどについて意見を交わす「朝食会」(世話人代表/水野次郎さん)では、月に1回程、各テーマに沿った議論を進めている。

 約50年続く同会の会員数は28人、620回目の開催まであと少しとなっている。毎月20日前後に開かれ、年2回程は新聞記者が登壇することもある。テーマは、よりよい社会をつくるためという視点で決定。「新横浜の今後の行方」について話し合った回もあった。

 ロシアとウクライナの終戦の見通しが立たない中、7月20日の定例会では「観光は何のためにあるのか」をテーマに開かれた。関東学院大学で観光事業などの講師を務める比谷茂さん(大豆戸町在住)が講演。自身の経験談を交え、フランスやアメリカ、中国などの例を引き合いに「外国人旅行者受入数が世界第12位の日本は3千余万人の来訪を目指し、積極的に観光立国推進基本計画の具体化を」と語った。参加者らは観光事業について討論し盛り上がる様子が見られ、「第3次世界大戦に発展しかねない現状から、日本の政策展開が望まれる」という声も。

 次回は9月22日頃、「スポーツ」をテーマに開催する予定。

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