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港北区 文化

公開日:2023.10.26

新横浜公園 水田
モチ米脱穀、藁は伝統行事に
鶴見川舟運復活プロジェクト

  • 脱穀機を扱うメンバーたち

 米作りや自然観察を通し、自然を学ぶ場を提供している鶴見川舟運復活プロジェクト(大谷佐一会長)では、10月14日、恒例の脱穀作業を新横浜公園で実施した。

 今回の稲は、『マンゲツモチ』というモチ米。同プロジェクトの16人のメンバーが、昔ながらの足踏み脱穀機を駆使し、ふるいでごみを除いて「もみ」を袋詰めした。後日、農家の大谷会長が、もみを機械に掛け、玄米にし、精米するという。メンバーらは「コロナ禍前は、田植えや稲刈りに参加してくれた子どもたちと餅つきをしていましたが、(まだ完全に終息していない)今年はまだ再開はできないかな」と話している。

 わらは、新羽町中之久保に伝わる伝統行事『注連引(しめひ)き百万遍』で、疫病除けになる大蛇を作るための材料として使用され、新羽小学校の3年生児童が代々教わる、わら蛇づくりの体験授業に活かされる。

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