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港北区 文化

公開日:2024.01.04

港北にしあわせ運ぶ
横浜七福神

 七つの災難を除き、七つの幸福を授ける「福徳の神」として信仰される七福神。その歴史は室町時代末期まで遡るといわれ、全国各地で祀られている。港北区内でも、七カ所の由緒ある寺院に一柱ずつ祀られ、「横浜七福神」の名で地域住民に親しまれている。

 「横浜七福神」の発足は1965年。前年、新横浜に新幹線が開業するなど、港北区は成長期を迎えていた。そんな中、まちを盛り上げようと七つの寺が集まり、港北七福神会を立ち上げた。寺院ごとに祀る神を決め、翌年正月から七福神巡りが始まった。第二次世界大戦後、横浜市内で最初につくられた七福神だ。

 七福神の巡り方は様々。「御朱印を集めて」巡る参拝の仕方もある。「御朱印」とは、参拝した証として寺社から受ける印のこと。写経を納める、読誦(どくじゅ)する、納経料を納めるなどして受けることができる。また、一枚の色紙に七カ所すべての御朱印を受ける集め方もある。色紙は各寺院で手に入る。七つの寺院は、港北区内に円を描くように存在しており、徒歩で一日、車なら半日で巡ることができる。

 御開帳は1月1日から7日まで。問い合わせは七福神事務局(東照寺)【電話】045・531・1783。

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