港北区 社会
公開日:2024.01.04
神奈川税務署
中学生が一日署長体験
訓示で税作文朗読
港北区と神奈川区を管轄している神奈川税務署で12月22日、中学生2人が一日税務署長を務めた。任命されたのは、第57回中学生の「税についての作文」(全1733編)で神奈川税務署長賞を受賞した、栗田谷中学校3年の佐藤太雅さんと慶應義塾普通部2年の千代田崇史さん。
2人は委嘱状を受け取り、関係者らと名刺交換や模擬決裁、署内視察を行った。その後、緊張した面持ちで、署員らに署長訓示として受賞した作品である「怪我から学んだ税のこと」「税がつなぐ子どもの未来」を披露した。
署長を体験した佐藤さんは、「これまで知らなかった税の流れや仕事の内容を知り、税についてより一層関心を持つことができた。冬休み明けに学校で作文を朗読するので、そこで税のことを広めていければ」と意気込みを語った。
千代田さんは、「これまでは、『この消費税で何か買えたかも』と思うことがあったが、作文を書くために調べたり一日税務署長をしたりして、どのように還元されているのか知り、税の意義を感じた」と振り返った。
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