港北区在住、篠原中学校出身で日本大学藤沢高等学校2年生の阿部力樹さん(17)が、2月11日(日)から2月18日(日)までカタールで開催される世界選手権のメンバーに選出された。種目は個人メドレーで、世界一を決する初の大舞台で自己ベストを狙う。
阿部さんは、昨年11月29日から12月3日まで東京で開催されていたジャパンオープンで個人メドレー200mに出場。1分59秒26の自己ベストを記録し、見事銅メダルを獲得した。この大会は、世界選手権の選考も兼ねており、上位2人が出場を辞退したため、阿部さんが選ばれた。
選手団で最年少
今回の選手権に日本選手団は全12人が出場する予定で、2021年の東京オリンピック男子200mバタフライで銀メダルを獲得した本多灯選手や世界選手権で金メダルを複数獲得している瀬戸大也選手などが名を連ねるなか、選手団のなかで最年少でメンバー入りした。阿部さんが通っているセントラルスイムクラブ横浜(神奈川区)を運営する(株)横浜セントラル加藤大輔代表取締役は「17歳で男子水泳の世界選手権に選ばれる機会は滅多にないこと。おもいっきり世界の舞台を体感してほしい」とエールを送る。
阿部さんは同クラブに3歳から所属している。現在は朝5時から始まる朝練と午後6時から8時30分まで行う夜練に週5日通っている。11歳のときに「第41回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳大会」で100m背泳ぎ、200m個人メドレーで2冠を達成。また、中学3年生のときは「全国中学校水泳競技大会」で日本一に輝くなど数々の大会で栄光を収めてきた。
長年同クラブで指導する今井聡士コーチは「大きな舞台でこそ、実力を発揮できる勝負強い選手。世界トップレベルの力にはまだ及ばないが、世界のトップスイマーたちと肩を並べる経験をすることでさらに成長してほしい」と目を細める。
自己ベスト更新を
バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の順番で50mずつ泳ぐ200m個人メドレー。阿部さんは、バタフライと平泳ぎを得意としており、その2種目でいかにタイムを伸ばせるかが鍵となる。阿部さんは「まずは、自己ベストを更新できる泳ぎがしたい。世界のトップレベルの選手が集うので、勉強させていただくことも多いと思う。たくさん吸収したい」と意気込みを話す。
阿部さんは2月5日からカタールの現地に入り、2月14日の予選に出場する予定。
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公益財団法人 大倉精神文化研究所8月3日から31日まで大倉山記念館ギャラリーで展示会を開催します(19日は休館) |
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