港北区 社会
公開日:2025.06.19
横浜ひかりLC
区社協へ米200キロ
地域食堂に届ける
米不足と価格高騰が続く中、横浜ひかりライオンズクラブ(待田靖次会長)は港北区社会福祉協議会に米200キロを寄付し、6月11日に感謝状が贈呈された。昨年も同じ量の米を寄付しており、今回が2回目。前回同様、地域食堂に届けられる。
献血奉仕や盲導犬育成資金募金などを行っている同クラブ。寄付した米は、昨年の「ふるさと港北ふれあいまつり」でカレーを販売した時の収益で賄われた。
「令和の米騒動」が起きている昨今。「価格が上がり、昨年と同じ量を揃えることは大変だった」と話す同クラブだが、飲食店などへ酒類や米等の卸し事業等を行っているメンバーが在籍しており、国内産の米を確保できた。
区社協が把握している住民主体の地域食堂は13団体ある。担い手確保や食材確保に課題感を持っている団体も。特に昨年度は、高騰化に伴う米の確保についての課題が多く寄せられたという。
昨年寄付を受けた日吉本町ひっぽ食堂の佐藤藍子代表は、「献立にパスタを加えたり、価格の安定した野菜を使ったりと対策していますが、みんなお米が大好き。この先、米の価格などがどうなっていくか不安もあるので、寄付いただけることは大変ありがたい」と感謝を述べた。
待田会長は、「メンバーの力があってこそ今回も実現できた。困っているところに行き渡らせられれば」と話した。
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