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港北区 文化

公開日:2025.06.26

津田梅子の軌跡辿る
津田塾学長講演、70人集う

  • 約70人に講演する高橋学長(右奥)

 横浜市大倉山記念館で6月21日、大倉山講演会「次世代育成にかける夢-津田梅子のノブレスオブリージュの精神-」を開催した。(公財)大倉精神文化研究所主催で、横浜市大倉山記念館指定管理者が共催している。

 講演会では津田塾大学を創設した津田梅子(1864年〜1929年)の軌跡を辿った。講師を務めたのは津田塾大学の高橋裕子学長。約70人が参加し、高橋学長の話に耳を傾けた。

 津田梅子は、高等教育の機会を求めて海外に渡り、女性たちの育成のために奨学金制度を作り、同大学を立ち上げた。講演会では、生涯独身だったことにも触れられた。

 大倉山から参加した女性(52歳)は、「一生独身だったことが印象的。(ジェンダーギャップについて)当時から日本が進歩していない部分も感じた」と話した。講演を聞いた重田公雄さん(72歳)は、「津田塾、そして津田梅子の魅力を改めて感じた。第2弾を開催してほしい」と口にした。

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