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港北区 文化

公開日:2025.07.10

息災願い茅の輪くぐり
師岡熊野神社で夏越の大祓

  • 茅の輪をくぐる石川宮司(右)と神職

 昨年、創建1300年の節目を迎えた師岡熊野神社(石川正人宮司)で6月30日、古くから続く夏越の大祓が行われた。

 「大祓」は、自らや社会の罪穢れを祓い去り、清い心に立ち帰って後の半年を無事に過ごせるよう願う伝統的な神事。国中を清めるため、この時季には各地の神社で行われるという。

 境内には茅の輪が用意されており、神事が終わると神職らに続き一般参列者が8の字を描くように茅の輪をくぐり、社殿に拝礼した。茅の輪くぐりには、新しく生まれ変わるという意味があることから、胎内くぐりともいわれる。

 石川宮司は多くの参列者を前に神事について説明し、「今年の夏は暑すぎるくらいだが、心も体もよみがえり、あと半年を無事に過ごしてもらえたら」と呼びかけた。樽町在住の男性(77)は「(師岡熊野神社には)よく来るが、夏越の大祓は初めて。今日は、神様に日ごろのお礼をした」と話していた。

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