港北区 社会
公開日:2025.09.01
スーパー利用者に健康チェック体験
ケアプラ、区、民間企業が連携
イオン新吉田店で8月28日、新羽地域ケアプラザ、新吉田地域ケアプラザ、港北区役所、イオンリテール(株)、日本生命保険相互会社の連携事業として、健康チェックの体験会が行われた。
横浜市はイオン(株)と2012年、日本生命と2022年に包括連携協定を締結。新羽地域ケアプラザが、市の連携を活用して、地域の人にフレイル予防を知ってもおうと区役所に相談して、実現に至った。
同店エレベーター前に、ケアプラザによる「フレイルチェック」や日本生命保険相互会社新横浜支社による「ベジチェック(R)」(推定野菜摂取量の測定)などの体験コーナーが設けられた。スーパー利用者が買い物ついでに立ち寄り、自身の状態を確認。体験者からは、「あまり健康チェックする機会がないからありがたい」との声が上がり、86歳女性は、「普段から体を動かしているからか、思っていたより数字が良かった」と話した。
日本生命の支社市場振興担当部長・木村隆宏さんは、「けがや病気など、日常生活には『万が一』があるという考え方を広めたい。声を掛けることで健康を考えるきっかけをつくり、病気の早期発見につながれば」とした。
新羽地域ケアプラザの大田百香さんは、「『今日来て良かった』という声を聞いて、やりがいを感じた」と話した。
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