小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記
公開日:2026.03.07
西湘災害ボランティアネットワークの代表を務める
夏目 孝茂さん
小田原市飯泉在住
「地域防災」の輪広げる
○…東日本大震災から15年の歳月が過ぎ、自助・共助・公助の大切さを改めて胸に刻む。国府津―松田断層帯が走る西湘地域にとって大地震は他人事ではないといい、能登半島地震や1974年の伊豆半島沖地震など過去の災害から学ぶことも数多い。「大切なのは、自分たちが住む地域の防災を考えること」。一人一人の意識変革が、地域防災力の向上に向けた大河の一滴となる。
○…「社会参加や異文化への関心が、ボランティアの世界に興味を持つきっかけだった」と振り返り、若いころは市内にあった青少年会館でのボランティアに熱を上げた。県青少年協会の会員としても活動し、統一前の東ドイツやポーランド、朝鮮半島などを訪れた経験も思い出深いという。「西湘災害ボランティアネットワーク」は、阪神・淡路大震災をきっかけに立ち上がった防災組織。自身も防災という新たなフィールドに身を置き、設立当初から会を支えてきた。
○…主な活動は、小田原市と市社会福祉協議会、小田原青年会議所などと行うボランティアセンターの開設訓練。センターの運営マニュアル作成にも関わってきた。近年の災害では、全国から駆け付けるボランティアの受け入れ態勢が課題となるケースも多く、「被災地が何を求めているのかを把握するためには、情報伝達訓練が重要」と提言する。
○…扇町しらさぎ広場で炊き出しや防災備蓄食の試食などを行う「防災ピクニック」などユニークな活動にも取り組み、「机上の訓練ではなく実践」をモットーに会員と防災意識を高め合う。今後はこれらの活動を自治会などにも広げることが目標といい、情報発信の手段を模索。防災の輪を広げるための挑戦は続く。
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